こんにちは。 仲人の会/一期一会代表の田中康博と申します。
今、日本と中国の関係は決して良好とはいえない状態ですが、どちらの国にも 冷静で思慮深い知識人も
いれば感情論に終始する人もいます。
中国や韓国は日本にとっては昔から身近な国で歴史的にも関係が深いものがあります。
私達の身近なご近所づきあいでも一旦こじれてしまうと距離が近すぎる分 やっかいな面がありますが
これと同じようなことが国同士でも言えそうです。
しかし国家や家同士の仲が良くなくても家族同士は別です。
私は多い時で年間に4〜5回 中国の大都市に行きますが市民レベルでは私たち日本人に対して大変
友好的です。
国家や家同士の仲が良くなくても友達関係や恋愛関係は成立します。 日本の文化ももとは中国から来た
ものが多く漢字もその一つといわれています。
3年ほど前の話ですが飛行機で隣同士になった中国の青年とヘタな中国語で会話をしまし た。
ちょうど尖閣領土問題が起こり日中間に険悪なムードが漂っていた時でした。
その青年は日本の良さをしきりに伝えてくれ会話がはずみました。
しかし、どうしても伝わらないニュアンスは漢字をつかった筆談でけっこう意思の
疎通ができたことを憶えています。
このことから日本と中国は同じ文字を共有してきた仲なんだとあらためて親近感がわいた
ものでした。
いまだに歴史問題を掘り返しどっちが正しいなどと無意味な議論を聞くことがあります。
日本人には日本人のいいところがあり中国人には中国人のいいところがあります。
それらを認めることができる人が本当の国際人であると私は考えます。
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